サッカーで能力を発揮するためのメンタル【するべき事をする】

サッカーで能力を発揮するためのメンタル【するべき事をする】

この記事は、下記の方にオススメです。

・試合や本番で緊張してしまい、自分の力を最大限発揮できない人

・「自分はメンタルが弱い」と思ってしまう人

・大切な試合で結果を残したい人

 

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こんにちは、大津です。

サッカーをはじめ、競技スポーツに励むアスリートにとって、試合中は自分の力を最大限発揮したいと思うのは当たり前のことです。

なぜなら、自分の持てる力を最大限発揮することができれば、試合に勝てる確率が上がるからです(=欲しい結果を手に入れる)。

 

しかし、大切な試合になればなるほど、自分の力を最大限発揮することが難しくなります。

 

・優勝へのプレッシャー

・トライアルでの契約の有無、

・監督からの評価 etc…

 

様々な要素が重なれば重なるほど、プレッシャーを大きく受けてしまい、自分の力を最大限発揮することが難しくなります。

そこで今回は、難しい状況の中でも自分の力を発揮できるような思考方法である、【するべき事をする】についてご紹介します。

 

 

目次

目標達成に必要不可欠な「変化」

 

「試合に勝ちたい」

「プロ契約を掴みたい」

「スタメンを取りたい」

 

人それぞれ、様々な夢や目標があると思います。その結果(=夢や目標)を掴むために一番必要なことは、「変化」です。

この「変化」のことを、「成長」と言い換えることもできます。

現状の自分は、その夢や目標を掴んでいない状況であるからこそ、夢や目標なのです。

下記の図を見てもらえば理解しやすいでしょう。

 

 

仮に優勝を賭けた試合で勝利したい場合、目標(=優勝・勝利)を掴むためにするべきことを階段で表した図です。

この階段(=小さな目標)を、1段1段登っていく先に、自分の大きな目標(=優勝・勝利)が待っています。

まずは、この事実をしっかり理解しておく必要があります。

 

 

目標達成のためにするべき事とは

 

では、実際に目標達成をするために、するべき事とは何なのでしょうか。

それを確認するには、下記の4点が重要となります。

 

①目標達成のための、あなたの”するべき事”は正しいものなのか?

②”するべき事”が、あなた自身、そしてチーム全体も理解してるか?

③”するべき事”をしっかりやっているか?

④”するべき事”をする、ということを意識できているか?

 

以上の4点を常にチェックしながら、【その時々に”するべき事”をする必要】があります。

 

 

するべき事は正しいものなのか?

 

あなたがどんなに努力をしていたとしても、頑張る方向性が間違っていれば無駄なエネルギーを消費するだけになってしまいます。

上記の例で言うと、今この瞬間に試合に勝つこと(=優勝すること)に全力を尽くす必要があります。極端な例を挙げると、試合中なのに筋トレを全力で行うことは、この場面では努力する方向性が明らかに間違っています。

この試合中に行うことは、【試合に勝つ】ことです。それは、ゴールを果敢に狙いに行くことかもしれませんし、逆に3点リードしている状況なら無理に攻めずにボールをキープすることかもしれません。同じ試合中だとしても、やるべきことはその時々で変化します。

このように、目標(=優勝・勝利)を達成するために、自分が【今・この瞬間】するべき事をする方向性を考えるクセをつけます。

 

 

するべき事を理解してるか?(個人&チーム)

 

サッカーはチームスポーツです。フィールドには11人の選手がいます。また、監督や控え選手がベンチにいます。この全ての人たちが【チーム】として機能することができれば、勝利や優勝が近づきます。

【勝利・優勝】は、チーム単位での結果です。

この目標を達成するために、あなた(個人)が”するべき事”を【理解】している必要があります。

 

するべき事をしっかりやっているか?

 

まずは目標達成のために努力する方向性を定めて、次にその理由を理解しました。

しかし、一番重要なことは、それらを【実行】に移すことです。

チーム全員の人が、目標達成のために”するべき事”を100%理解していたとしても、それを実行に移すことができなければ結果は伴いません。

目標が高ければ高いほど、実行するべきことは多くなるでしょう。しかし、その目標を達成したいのであれば、一歩ずつ階段を登っていく(するべき事をする)必要があります。

 

 

「するべき事をする」を意識できているか?

 

最後に重要なことは、「するべき事をする」を【意識】できているかという点です。

目標(=優勝・勝利)を追うと同時に、【変化=成長】を大切にすること。そのために、「するべき事をする」ということを意識すること。

 

意識が必要な理由は、優勝や勝利が掛かったプレッシャーの中でも、「するべき事をする」に【集中】できるようになるためです。

「優勝への重圧」「ファンやサポーターからの期待」「相手チームの気迫」など、あらゆる要素によってプレッシャー緊張感が生まれます。

そのような状況の中でも、「するべき事をする」には、自分の意識が必要です。

その意識を高めるためにも、普段のトレーニングから「するべき事をする」を常に心がけて、大きなプレッシャーがある中でもそれを実行する力を身につける必要があります。

そのために【意識】をして取り組み、無意識レベル(潜在意識)でも、その目標を達成したい自分を作り上げることができれば、欲しい結果は自然と手に入ります。

 

 

まとめ

 

サッカーをはじめ、あらゆるスポーツで能力を発揮するために必要なメンタルは、【するべき事をする】という思考法を用いることです。

具体的にやるべきことを整理します。

 

 

●目標達成に必要不可欠なことは「変化」だということを理解する

●目標達成のためにするべき4つのことをチェックする

①目標達成のための、あなたの”するべき事”は正しいものなのか?

②”するべき事”が、あなた自身、そしてチーム全体も理解してるか?

③”するべき事”をしっかりやっているか?

④”するべき事”をする、ということを意識できているか?

 

 

以上です。是非試してみて下さい。

 

大津一貴

 

※参考文献:スラムダンク勝利学(辻 秀一)

About The Author

大津 一貴
夢を諦めて一般企業へ就職するも、22歳でがんを患い生き方を改める 。その後、脱サラして海外でプロサッカー選手に。モンゴル1部・FCウランバートル所属。1989年10月25日生まれ、北海道出身。

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