何事も”本気”で取り組むことが一番大切

何事も”本気”で取り組むことが一番大切

2018年12月24日

SSS札幌サッカースクール主催

『多世代スポーツ交流イベント』

 

 

SSS札幌サッカースクールに所属する子供たちや地域の子供たち、その保護者の皆さんを対象にしたサッカーイベントに、ゲストとして参加してきました。

※SSS札幌サッカースクールHP

 

SSS卒業生OBチームとして、イベントに参加した子供たち全員と試合をしました。

今シーズンJ1で4位と躍進した北海道コンサドーレ札幌で、Jリーグ全34試合フル出場を果たしたDF進藤亮佑選手と、

近畿大学四年で、来季よりFC岐阜に加入が決まっているFW粟飯原尚平選手、

そして、私大津一貴が卒業生メンバー。

そこに、SSS社会人チームの中村さん夫婦と、静岡の至宝Nコーチも一緒にプレー。

 

幼稚園から小学6年生までの子供たちは、みんなサッカーを”楽しんで“プレーしていたので、とても素晴らしかったと思います。

是非、これからもサッカーを楽しんでプレーし続けて欲しいです。

 

※左から粟飯原選手、一番お世話になったIコーチ、大津、進藤選手


 

僕は、自分が通う山の手小学校のサッカー少年団に所属していました。

ですが、少年団の練習が無い日に、SSSのスクールに通って練習をしていました。

とにかくサッカーが上手くなりたい一心で、当時は社会人リーグでもバリバリプレーしていた若かりし頃のYコーチに、本気で一対一を挑んでいた大津少年。

(今なら余裕で抜けるかな?笑)

その当時、大人のYコーチが容赦なく、小学生の僕を相手に本気で勝負をしてくれたことが、未だに鮮明に記憶に残っています。

ブラジルに留学経験のあるYコーチをはじめ、大人の本気を身近に感じることができた環境は、僕の人生においてとても重要だったと、今なら言い切れます。

(当時は、そんなこと考えてもいませんでしたが…笑)

 

そして、今は自分が大人となり、サッカーを通じて子供と関わる機会も増えました。

SSSスタッフが僕に接してくれたように、子供が相手だとしても、何事も本気で取り組むことが、僕にできることだと思います。

 

イベントの試合でも、しっかり本気で子供たちと接しました。

子供たちからは、「ズルい!」とか「大人げない!」とか言われたりもしましたが、きっとそれを言わせることが、僕の仕事です。

そして、将来プロサッカー選手になったとしても、ならなかったとしても、“本気の大人”になって欲しいと思います。

サッカーで飯を食っていける人間は、ほんの一握り。

たけど、本気の大人には全員なれる。

僕はそう考えています。

夢を叶えられなかったから、本気じゃなくて良いのか。

夢を叶えたから、その後は本気じゃなくて良いのか。

 

本気の大人がもっと増えれば、本気の子供が沢山育ち、その子供が大人になったとき、サッカーに限らず、日本という国はもっと良くなると思います。

それぐらい、大人の本気ってめちゃくちゃ重要です。

 

どうしても、大人になっていくにつれて、周りの目線や世間体を気にしてしまい、何事にも本気になれない人が多いと思います。

でも、自分の人生それでいいのでしょうか。

他人が主役の、他人軸で生きることが、本当に楽しい人生でしょうか。

僕は、自分が人生の主人公で、自分が大活躍する人生のほうが10000倍楽しいと思います。

 

イベントで一緒にプレーした子供たちは、自分が人生の主役でした。

「フィールドでの王様は俺だ!」と言わんばかりに、生意気な子も居ました。

それで良いんだと思います。

むしろ、それが良いんだと思います。

大人になっても、ずっとその気持ちを持った人でいてほしいです。

そして、それをサッカーに限らず、色々な場面で表現できる大人になってほしいと思います。

それが、サッカーや人生を”楽しむ”コツではないでしょうか。

 

厚かましいと思われようが、また本気でプレーしに行きますね。

 

※参加者全員で集合写真

大津一貴

About The Author

大津 一貴
夢を諦めて一般企業へ就職するも、22歳でがんを患い生き方を改める 。その後、脱サラして海外でプロサッカー選手に。モンゴル1部・FCウランバートル所属。1989年10月25日生まれ、北海道出身。

カテゴリー

アーカイブ