戦後の日本が経済発展を遂げて、世界からの信用を勝ち取ってきたのは、先人たちの惜しみない努力のおかげです。
私たちのご先祖様が、長時間労働も顧みず、粉骨砕身して働いてくれたおかげです。
これは、紛れもない事実です。
その影響は、現代も大きく受けています。
“勤労”を美徳とされ、
長時間労働が素晴らしいことだと、私達は思い込んでいます。
私たちのお父さん、お母さん。
そのお父さん、お母さん。
更にその、お父さんお母さん。
みんなが、そうやって働いてきました。
でも、ちょっと待ってください。
近年、急激なスピードで、時代は大きく変化しています。
あなたが、このブログを見ているスマホやタブレットをはじめ、ネットやコンピューターという存在により、労働環境は大きく変化しました。
Amazonの出現によって、本屋が必要なくなりました。
Googleマップによって、地図が必要なくなりました。
ICカードによって、駅員さんの必要な人数が少なくなりました。
時代の変化と共に、必要なモノ、求められること、働き方、全てが大きく変化しています。
なのに、私たちの働き方が変わっていないのは、私たち自身が進化していない証拠。
そう言えるのではないでしょうか。
時代に合っていない働き方をしているので、
過労死、うつ病、自殺、パワハラ… 問題が跡を絶ちません。
これが、残念ながら、今の日本社会の現状です。
時代の変化と共に、私たちも進化しませんか?
スマホのアップデートだけではなく、私達自身もアップデートしませんか?
ただ言われたことをひたすら長時間やるのではなく、自分の頭で考えて行動する。
私達のご先祖様とは、少し努力の方向を転換する必要があるのではないでしょうか。
現代は、水も電気も交通機関も全てあります。
インフラが全て整い、物質的な豊かさは十分なはずです。
先人たちの惜しみない努力に感謝し、私たちは、私たちの時代を生きましょう。
仕事を早く終え、家族や友人との余暇を楽しむ。
自分の夢や目標に向かって、やりたいことに時間を使う。
きっと、努力を重ねてきた先人たちの理想は、そういう社会ではないでしょうか。
「物質的な豊かさ」と「精神的な豊かさ」
この2つが共存する社会。
先人たちが描いた、理想の社会に変えることが、私たちの努力をする方向。
きっと、それが現代を生きる私たちの使命です。
脱サラ海外リーガー
大津一貴