北海道大地震と無力な自分

北海道大地震と無力な自分

北海道での大地震。

僕が生まれ育った大切な場所。

人生で1番多くの時間を過ごした場所。

何としてでも、早く元の北海道の姿に戻ることを祈るばかりです。

 

 

9月6日の早朝、トイレで目が覚めた。

何気なく開いたスマホで、

『北海道で地震発生。震度6強』

の事実を知る。

※実際の最大は震度7

 

家族や友達のことが物凄く心配になった。

幸い、僕の周りの人達に大きな被害はなったようだが、いまも停電や断水している場所は沢山あるとのこと。

電気が止まっていた影響で、札幌の母親にもなかなか連絡が取れなかった。

こんな時、すぐに家族や友人の元へ駆けつけることができないことに、海外生活のデメリットを感じてしまった。

ひたすらスマホとにらめっこするだけ。

そして、みんなが困っている時に、自分は何もできないという無力さも感じた。

 

「水道がでない」「スーパーで食料が買えない」「電気が使えない」

現地の状況を、親や友達の連絡で知る。

自分が北海道の為に何かできることはないか、昨日は一日中考えた。

しかし、いまの自分では、北海道の皆さんが困っていることを、すぐに解消することができない。

物凄く、もどかしい気持ちだ。

情けない。

プロサッカー選手って、全然役立たねぇーな。

とにかく昨日1日は、自己嫌悪が酷かった。

 

 

でも、大好きな北海道を、どうにかして早く元に戻したい。

その気持ちを伝えることは、できるのではないかと思った。

なにもできない、全然役立たずの自分だけど、どうにかしたい気持ちはみんなと一緒だぞ!

それは伝えられるはず。

それで、今日この写真を撮りました。

SNSやネットでいい人アピールですか?

そもそもその場に居ないんだから何も知らないでしょ?

そう思われるかも知れません。

 

でも、やらない善よりやる偽善。

いや、そもそも、まだ何もしていないので、ただの自己満足かもしれません。

でも、大好きな北海道の人達の為に、どうか力になりたい!

僕は、そういう気持ちでいます。

 

 

 

 

亡くなられた方、被害に遭われた方々のご冥福をお祈りします。

そして、まだまだ余震が続いたりと、気を抜けない状況かと思いますが、安全第一で過ごしてください。

これ以上、被害が大きくならないことを願っています。

 

いまは何も出来ない、情けない大津ですが、自分に出来ることを見つけます。

そして、その時は大好きな北海道の為に、持てる力を発揮したいと思います。

 

道産子、脱サラ海外リーガー

大津一貴

About The Author

大津 一貴
夢を諦めて一般企業へ就職するも、22歳でがんを患い生き方を改める 。その後、脱サラして海外でプロサッカー選手に。モンゴル1部・FCウランバートル所属。1989年10月25日生まれ、北海道出身。

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