絶対に勝たなければならない戦い

絶対に勝たなければならない戦い

vs Selengepress
2-1 win
スタメン80分出場 2アシスト

「次の試合ではお前を使う。絶対にチームを勝たせてくれ。」

前節はベンチでしたが、監督と二人で話した時に、こう言われました。

なぜなら、

勝たなければ、監督がクビ
勝たなければ、優勝の可能性が消える
勝たなければ、自分の居場所も危うくなる

この試合に勝つことしか、生きる道は残されていませんでした。

試合前のロッカールームでも監督から「分かってるよな?頼むぞ。お前がチームを引っ張るんだぞ」と言われました。

相手との戦いというより、プレッシャーとの戦い、自分自身との戦いでした。

そのような状況での試合。

開始早々に失点。

究極に追い込まれた状況で、楽しむ余裕とかは全く無かったです。

不安や恐怖という感情で、心の中が埋め尽くされそうになりました。

でも、試合は残り85分ある。

自分を信じて、仲間を信じて、試合に勝つために今やるべきことを全力でプレーする。

それだけに集中しました。

結果、自分の2アシストで逆転。

2-1で勝利。

なんとか、次へ繋がりました。

約2ヶ月ぶりの勝ち点3。

嬉しいというより、ホッとした気持ちでした。

なので、マンオブザマッチに選ばれたのに、この表情です。

リーグ戦は約1ヶ月の中断です。

9月から再開します。

残りは5試合。

現在チームは3位。

1位、2位のチームと直接対決もあり、優勝の可能性は残っています。

なんとか結果を残しましたが、大切なのはここから。

最後に笑って終われるように、この中断期間もしっかりと良い準備をしたいと思います。

様々なプレッシャーを力に変えて、結果を残して次に繋げる。

ドMの僕は、このサッカーで生きている感じが、やっぱりたまらないです。

About The Author

大津 一貴
夢を諦めて一般企業へ就職するも、22歳でがんを患い生き方を改める 。その後、脱サラして海外でプロサッカー選手に。モンゴル1部・FCウランバートル所属。1989年10月25日生まれ、北海道出身。

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