仕事は人を感動させるためにする

仕事は人を感動させるためにする

vs Kalasin FC

2-2 draw スタメン フル出場

 

 

土曜に行われた今シーズン最終節。前節同様、FWで出場。

前半はまだ天気がもっていたのですが、後半はこの時期のタイらしい土砂降りの雨によってグラウンドは田んぼ状態でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この試合、僕に2回のゴールチャンスがありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、決め切れなかった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

決めていれば間違いなく勝てた試合。

悔しいけど、これが今の自分の実力。

最後の笛が鳴るまでの90分間、誰よりも走って、誰よりも熱く、誰よりも強い気持ちでゴールを目指した自信はあるけど、結果は付いてきませんでした。

まだまだ結果に相応しい自分ではなかっただけ。

もっともっと上手くなりたい。

もっともっと成長したい。

もっともっと自分の理想を目指して実現したい。

 

 

 

悔しい気持ちと同時に、試合後にそう思いました。

この気持ちがある限り、まだまだ僕のサッカーの旅は続きそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

応援して頂いた皆さん、ありがとうございました。

試合になかなか勝てないシーズンで、ここでは書ききれないくらい、苦しいことや理不尽なことも多々ありました。

 

 

 

 

 

 

 

でも、試合が終わったあと、急にサポーター達から「カズタカー!」と呼ばれてスタンドの方へ行ってみると、いつも試合に来てくれていたサポーターの1人が僕のユニフォームを欲しかったようで…。

他の選手ではなく、真っ先に僕の名前を呼んでくれたことが凄く嬉しかったです。

客席にユニフォームを投げて渡したら、「今年1年ありがとう、カズのことずっと忘れないよ!Good luck!」ということを言ってもらえました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

プロサッカー選手として、結果を残すことはめちゃくちゃ重要です。

結果を残さないと飯を食っていけないのが、この世界。

 

でも、それと同じくらい大切なのは、見ている人や応援してくれる人を感動させることが大切だと学びました。

 

それに、感動を与えることができる選手が、結局この世界で勝ち残っているような気がします。

 

そう考えると、今年は目に見える結果は付いてこなかったけど、着実に理想の自分に近づいてきているのかなとも思います。

 

1年間、自分のやってきたことが間違っていなかったと思えた瞬間でした。

 

 

 

 

 

 

 

終わってみると、なんだか凄く寂しい気持ちになりますが、、、

タイの田舎町、カンペーンペットで出会った全ての人に感謝して、また新しいチャレンジに向けて進んでいきます!

About The Author

大津 一貴
夢を諦めて一般企業へ就職するも、22歳でがんを患い生き方を改める 。その後、脱サラして海外でプロサッカー選手に。モンゴル1部・FCウランバートル所属。1989年10月25日生まれ、北海道出身。

カテゴリー

アーカイブ