2018年10月20日(土)
北海道復興支援チャリティーサッカー教室
in聖蹟桜ヶ丘
無事に開催することができました!
参加してくれた子供達、保護者の皆様、ご協力頂いたホームテック株式会社の皆様、サポートコーチとして参加してくれた佐々木瑞穂選手、ありがとうございました。
改めて、お礼申し上げます。
僕の生まれ故郷である北海道にて、2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震の復興支援として、募金活動も行わせて頂きました。
ご参加頂いた保護者の方々、ホームテック株式会社の方々からご協力頂き、復興義援金として【5,627円】集まりました。
こちらの義援金は、北海道復興支援の為に寄付させて頂きます。
ご協力頂いた皆様、本当にありがとうございました。
寄付した際に、改めてご報告させて頂きます。
子供達が笑顔でプレーする姿を見て、改めてサッカーというスポーツの可能性は無限大である!
と、感じた1日でした。
目次
子供達の笑顔
繰り返しになりますが、子供達の笑顔を見れたことが1番良かったことだと思います。
今回のサッカー教室での1番の目的は、参加してくれる子供達に、とにかくサッカーを楽しんでもらうことでした。
自分で言うのはおこがましいかもしれませんが、子供達に楽しい時間を提供することができたと思います。
保護者の方から
「いつものサッカーの練習より、子供がイキイキして取り組んでいた!」
ということを話してくださったり、
「本当は体調が悪かったんだけど、どうしても子供が行きたいと自分で言うから連れて来た!」
というような内容の話しをしてくださりました。
きっと、子供達が楽しんでくれた証拠だと思います。
昨年に引き続き2回目の開催でしたが、本当に開催することができて良かったと感じています。
是非、このサッカー教室は、今後も継続して開催したいと思います。
サッカー教室開催の理由と”裏”海外組の価値
僕は、W杯に出る日本代表のようなサッカー選手ではありません。
海外でプレーしているものの、”裏”海外組と呼ばれたりもします。
ヨーロッパの主要リーグで活躍する選手のように、日本のメディアに取り上げられることは、多くありません。
サッカーのレベルも、レアル・マドリードやバルセロナの選手達に比べたら、足元にも及ばないでしょう。
だけど、海外でプレーするプロサッカー選手です。
日本のJリーガーや、ヨーロッパの主要リーグで活躍する選手達にはできない経験も、沢山していると自負しています。
グラウンド上での華やかな面だけではなく、サッカー面、生活面、共に様々な苦労があります。
言葉の問題、ビザの問題、食事の問題といった、海外あるあるの問題は勿論…
給料未払い、契約破棄、不当解雇、というようなものまで…
皆さんの知らない場所で、様々な困難を乗り越えて、ピッチの上に立っています。
だからこそ、”裏”海外組と呼ばれる僕のような選手にも、1人の人間としての価値は絶対に存在すると思います。
正直、現代の日本では、自分たちのような人種の人間は、社会不適合者のような冷たい目線で見られてしまうことも多いです。
例えば、講演会などをやりたい!と打診してみても、「No」と言われることの方が多いです。
サッカー選手としても、「FIFAランキングの低い国でやってるんでしょ?きっとたいしたことない選手だろう。」と思われていることも、多々あるかもしれません。
しかし、海外で外国人選手として人数制限のある枠を、世界中のサッカー選手と争い、やっとの想いで契約を勝ち取ります。
そして、契約を勝ち取ってからが、本当のスタートライン。
チーム内でのスタメン争いは勿論、そこでも外国人枠という壁を乗り越えなければ、ピッチに立つことができません。
実際に、僕が今年プレーしたモンゴルリーグは、試合に出場できる外国人枠が3人だけでした。
チームには、前期と後期を合わせると8人もの外国人選手がいました。
8人の中から3人しか外国人選手は試合に出場することができません。
これは、Jリーグでプレーしている日本人選手には、絶対に経験できないことです。
この外国人争いに勝ち続けることの大変さや達成感を、自分は知っています。
それだけでも、大津一貴という人間には十分価値があるのではないか。
自分で、そう信じています。
なので、自分のような”裏”海外組のサッカー選手が、子供達と直接関わって一緒にサッカーをすること自体が、本当はとても価値のあることではないでしょうか。
Jリーガーや、ヨーロッパの主要リーグで活躍する海外組にはない価値を、僕は提供することができると思います。
ホームテック株式会社のご協力
今回のサッカー教室は、昨年に引き続き
の全面サポートして頂き、サッカー教室を開催することができました。
高橋久明社長をはじめ、ご協力頂いたホームテック社員の皆様、本当にありがとうございます。
以前もこのブログに記載した通り、ホームテック株式会社は、僕がサラリーマン時代に勤めていた会社です。
事業内容は、住宅リフォームを専門に行っています。
本社がある東京都多摩市をはじめ、東京都、埼玉県、神奈川県を中心にエリアを展開しています。
積極的にイベント等も行っており、年に3回行われる『リフォーム博』をはじめ、リフォーム完成現場見学会、インテリア講座などのリフォームに関するイベントを多々開催。
また、夏祭りやキッズDIY教室など、地域貢献活動なども積極的に行っております。
今回のサッカー教室も地域貢献という部分で、少しでも会社に貢献することができたのであれば幸いです。
また、『リフォームプライス』と呼ばれる、店舗体形のリフォーム専門大型ショップを展開。
他メーカーの商品を、同じ場所で比較できるショールームを構えています。
この事実が代表するように、常に様々なチャレンジを行っている会社でもあります。
最近では、『OUR STORY』と呼ばれる絵本を作成したそうです。
この絵本には、高橋社員が会社を設立するきっかけとなった『おばあちゃんとクレヨン』の話しをはじめ、社員の方々とお客様とのエピソードが、絵本形式で紹介されています。
リフォームプライスへ行けば見ることができるようなので、リフォームに興味がある方も、そうでない方も、是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
僕はこの絵本を読んで、元ホームテック社員だった頃の気持ちを思いだし、今は少し畑が違いますが、何事にも挑戦し続ける姿勢を貫いていきたいと思いました。
人生をより豊かに~ミズさんのパワー~
今回のサッカー教室は、佐々木瑞穂選手(以下ミズさん)に無理を言って、サポートコーチとして参加をお願いしました。
1人よりも2人でやった方が、絶対に子供達にとって、より良い内容にできると思ったからです。
また、ホームテックの営業エリアである、東京都日野市出身のサッカー選手でもあるので、ミズさんにとってもプラスになるのではないかと思いました。
ミズさん、協力してくれて、本当にありがとうございます!
ミズさんとは、日本の社会人チーム時代と、モンゴル1年目、合計2年間同じチームでプレーしました。
日本でもモンゴルでも、熱いハートを全面に押し出してプレーし、ミズさんから沢山の刺激を受けました。
時には、どっちが先輩か後輩か分からないくらい、僕が指摘したりもしましたが…笑
(ミズさんの方が3歳年上…笑)
ただ、お互い指摘し合えるくらい信頼しているミズさんと、一緒にサッカー教室をすることができたことが、何よりも嬉しかったです。
是非、また一緒にやりましょう!
今回ミズさんと一緒にサッカー教室を行ったことで、人と協力してイベントを作り上げる方が、より良いモノを提供できる!
ということが分かりました。
【ホームテック×大津】
の関係だけではなく、
【ホームテック×(大津+ミズさん)】
こうなると、イベントのパワーが2倍どころか、3倍4倍にもなります。
これからも、ミズさんとの関係のような人間関係を築いていくことが、人生をより豊かにしていく1つの鍵だと感じました。
サッカーの可能性は無限大
今回のサッカー教室では、色々な人達のご協力を得て、開催することができました。
そして、震災があった生まれ故郷の北海道の為に、少しでも力になりたいという気持ちが、ほんの僅かかもしれませんが、形にすることができました。
つい先日までは、プロサッカー選手として、結果を求めてサッカーをプレーしていましたが、今回は全く別の形でサッカーをしました。
でも、これもサッカーであると思います。
結果を追い求めることだけが、サッカーではありません。
サッカーを通じて、サッカーとは一見関係ないリフォーム会社が協力してくれたり、震災の復興支援にも繋がったり、地域貢献にも繋がったり…
サッカーの持つ可能性は無限大であると思います。
そして、今回はその中心に自分が居ました。
数年前の自分では、考えられなかったことです。
きっと、サッカーに成長させてもらっている証だと思います。
周りの人達を巻き込んで、より良い人生を築くこと、自分自身がもっともっと成長していくこと、
これからも、サッカーに頼らせてもらおうと思います。
ホームテック株式会社主催
北海道復興支援チャリティーサッカー教室 in聖蹟桜ヶ丘
関わって頂いた全ての皆様、
本当にありがとうございました!
子供達の笑顔にパワーをもらった脱サラ海外リーガー
大津一貴